パンサーカメレオン (Furcifer pardalis)

マダガスカル北部と近隣の島々に分布。
生息場所により多様なカラーバリエーションがあります。


☆タマタブ
☆マロアンツェトラ
☆サンバーバ
☆ディエゴシュアレズ
☆アンバンジャ
☆ピンクパンサー
☆アンビローブ
ピカソ
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☆ノシ・ボラハ(セントマリー)
☆ノシ・ベ
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飼育方法

照明
昼行性の爬虫類であるカメレオンには紫外線が必要になりますので、爬虫類用の紫外線灯を用意します。
蛍光灯、メタハラなど各社から販売されています。
長期的に見れば、長寿命でホットスポットとしても使えるメタハラが経済的です。


温度
ホットスポット下32℃程度。ケージ全体を日中28〜25℃、夜間25〜20℃を目安に管理。
本種は、他のカメレオンと比べ高温を好みます。低温にも耐性はありますが、飼育下で長期間低温で管理していると調子を崩す個体が多いので注意が必要です。

湿度
常時50〜70%を保ちます。更に、霧吹き等で一時的に多湿になるようにします。
また、霧吹きの水は飲み水も兼ねるので、毎日換えてください。


餌はイエコオロギ、フタホシコオロギ、ジャイアントワーム、ゴキブリなど。
本種は、単一の餌でもあまり飽きることがないので、当店ではほぼ全てをイエコオロギで済ませています。
個体によっては、ケージにばら撒かないと食べない個体、餌入れからしか食べない個体、ピンセットで与えなければいけない個体など様々です。
餌に対する反応が悪くなった場合は、与え方を変えるだけで食欲が戻る個体も多いので、餌を変える前に与え方を変えてみる方が良いです。


霧吹き、スポイトから直接、ドリップ式の給水器、容器に水を入れてエアレーションなどで与えますが、給水器を設置しているケージでも霧吹きは欠かさずに行います。

飼育ケース
大きければ大きいほど良いが、大型ケージで植物を沢山収容する飼い方をすることで、物陰に隠れて飼育者からも姿を隠そうとする場合は環境の見直しをした方が良いです。
給餌や給水といった日々の世話ですらストレスに感じる個体にならないように気をつけてあげましょう。
一般的に高さを重視した飼育ケースが好まれますが、底面積を大きくとることができれば、高さは減らしても構わないと思います。
照明・温度・湿度の管理は、横長のケースの方が容易です。


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